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    「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」レビュー – GAME Watch

     「ファイナルファンタジーXIV」の4つ目の拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」が2021年12月7日に発売された。「新生エオルゼア」、さらにその前の「旧FFXIV」から語られてきた物語の総決算的な内容が、怒涛のボリュームで展開する。

     発売から約1カ月は「FFXIV」ユーザーならご存じの通りネタバレ配慮期間だったが、2022年1月4日に公式からネタバレ解禁のアナウンスがあり、ようやくメインストーリーについても語ることができるようになった。そこで、今回はサードウェーブのゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア) ZA9C-R39 第11世代Core搭載」を使って、「FFXIV: 暁月のフィナーレ」をレビューしていきたい。

     なお、ネタバレ解禁とは言え、これからプレイを検討する人もこの記事を読む可能性があることを踏まえ、ネタバレは最小限に留めている。「暁月のフィナーレ」で何が起こり、どういう結末を迎えるのかはぜひご自分で確かめてほしい。

    【GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載】

    今回のレビューで使用したゲーミングPC「GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載」

    圧倒的な物量で世界の秘密がすべて解き明かされていく

     「暁月のフィナーレ」は、ハイデリン&ゾディアーク編と呼ばれる大きなサーガの完結編にあたる。「旧FFXIV」から数えると、10年を超える長い時間をかけて積み上げられてきた物語の最後を飾る作品だ。前拡張「漆黒のヴィランズ」でも、次々に伏線が解消され「FFXIV」の根底を流れていた重要な設定が明らかになっていった。「暁月のフィナーレ」では、「漆黒のヴィランズ」で描かれなかったさらなる世界の真実に肉薄していくことになる。

    世界を異形の獣が覆い尽くす終末が発生する

     「暁月のフィナーレ」は、新型コロナ感染症の影響で、リリース時期が拡張パック恒例の夏ではなく秋と発表され、さらにアーリーアクセス直前に突然の2週間延期が発表されるなど、発売までの道筋は平坦ではなかった。しかし、「漆黒のヴィランズ」の評価が高かっただけに、ファンからは「待つのでじっくりと作ってください」という寛容な意見が多かった。

     だが、焦らされるたびに待つ方の期待値は上がっていき、満足度のハードルは上がっていった。「暁月のフィナーレ」の最大のライバルは前作「漆黒のヴィランズ」であり、その高評価を塗り替えることは不可能ではないかと、筆者も内心思っていた。

    「漆黒のヴィランズ」で明らかになったゾディアークとハイデリンの関係にさらに肉薄していく

     しかしその予想は、良い意味で裏切られた。個人的には「漆黒のヴィランズ」ほどのガツンとしたカタルシスはないが、圧倒的なボリュームとクオリティで結末までを描き切った本作は、間違いなく「FFXIV」というタイトルの集大成といえるだろう。ストーリー中には開発のメッセージを代弁していると思えるようなセリフがたびたび登場する。不可能だと思われていた作り直しからここまで、開発側にはプレーヤー以上に強い思い入れがあって当然だ。

     「FFXIV」は拡張パッケージが出るたびにユーザー数が増えていく規格外のMMORPGだが、「暁月のフィナーレ」では、エンディングを完全に描き切るという、これまたMMORPGとしては異例すぎる偉業を達成してくれた。これまで出会ってきた多くのキャラクターが総出演し、総力を挙げて世界の危機に立ち向かう。物語は「漆黒のヴィランズ」のアップデートですでにスタートしており、いったいこの後何が語られるのだろうと少々不安に思ってすらいたが、まさかこれほど長い物語が後に続いてくるとは予想していなかった。

    選択肢で発生するアルフィノ、アリゼーとグ・ラハと一緒の食事イベント

     プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、これまでの拡張パッケージについて「RPG1本分のストーリーを楽しめる」と言った説明をしてきたが、今回は1本どころか、スタンドアロンRPG2本分以上のボリュームといっても過言ではない。ボイス付きのカットシーンの量やアニメーションの細かいこだわりなどは「漆黒のヴィランズ」を軽く上回っている。やりすぎて多少くどく感じられるところもあるが、最初から終わりまで手を抜いている場所がまったくないと思えるほどの濃密さだ。

    個性的な3つの国でそれぞれの物語を味わう

     今回プレーヤーの拠点となるのはオールド・シャーレアンとラザハン。オールド・シャーレアンは、アルフィノやアリゼーたちの故郷であり、メインストーリー進行中に常に仲間たちが集まる場所となる。

     魔法大学や図書館がある学術都市であり、港近くにあるカフェで読書をしている人がいたり、本を売る屋台があったり、道で熱心に話し合う学生の姿を見かけたりと、大学がある街特有の知的な雰囲気を感じる。ほかにもここには、長らく暁の血盟を支えていたバルデシオン委員会の支部やアルフィノたちの実家もある。ストーリーの中で訪れる機会もあり、ルヴェユール家のファミリードラマも見どころの1つだ。

    【オールド・シャーレアン】

     オールド・シャーレアンの地下には、シャーレアン人が収集した知識や生物などを保管、観察している研究施設ラヴィリンソスがある。人口太陽に照らされた地下とは思えない空間に、畑や酪農場、試験河川などが自然豊かに広がっている。ちなみにローポリ過ぎると海外でミームとなったブドウ園もここにある。

    【ラヴィリンソス】

     ラザハンは、イルサバード大陸の南に位置するサベネア島にある都。代々太守によって治められている貿易と錬金術の都で、首都ラザハンはアジアンテイストあふれる極彩色の荘厳な街だ。ここには、「漆黒のヴィランズ」終盤に世界各地に現れた塔を追って訪れることになるのだが、その際使うことになる新型エーテライト周りのクエストでは、暁メンバーのあまり普段見ることができない一面を垣間見ることができる。

     ラザハンは、メインストーリー終了後には各種トークンを交換する場所になる。メインストーリー中は塔の影響で、貿易ができなくなり、町から活気が消えてしまっているが、この原稿執筆時点では新式装備を作るクラフターや、トークン装備の交換や試着にくるプレーヤーで、往時の貿易都市らしい賑わいを感じられる雑多な空気に満ちている。

     そして、ついにプレーヤーが足を踏み入れることになるガレマール帝国の首都ガレマルドは、王位継承の内乱と塔からあふれたモンスターによって、荒廃している。これまで常に雑魚的な存在として登場してきたガレマール兵だが、「暁月のフィナーレ」では初めて彼らが血の通った人間として描かれる。

     もちろん今までも帝国の将兵たちの思いは、メインストーリーはもちろん「南方ボズヤ戦線」や「ウェルリト戦役」などでも語られてきた。だが、ガレマルドに住む普通の住民たちが、自分たちの国をどう考えているのかが、ユルスという下級士官の視線で語られる。

     氷に閉ざされた廃墟という陰鬱なロケーションや、派手さのない重苦しく社会的政治的背景が色濃いいストーリーが続くガレマルドのストーリーは、かなり賛否が分かれる部分かもしれない。だが、派手な部分だけではない、戦いの側面をしっかりと描いてあるからこそ、物語への没入感が深まる。筆者と同じく、社会派ドラマやドキュメンタリーを見るのが好きなタイプの人には、きっと刺さるはずだ。

     ネタバレのために言及はしないが、ほかにも2つの新エリアが登場する。それぞれの場所には、違う物語があり、それが「終末」という1つの事象によってつながれていく。「暁月のフィナーレ」はそういった群像劇であり、どのエリアに思い入れがあるかで、物語から受ける印象も違ってくるだろう。

    「FFIV」をオマージュした要素が多数登場

     「暁月のフィナーレ」では月へ行くという筋書きからも「FFIV」がオマージュされている。月にいる新獣人のレポリットは、「FFIV」のハミングウェイ一族のオマージュで、同じように「フン、フーン」と歌いながらハミングする。レポリットが住まうベストウェイ・バローのBGMは、「街のテーマ」、この施設内で敵と遭遇した際にかかる曲は「FFIV」の戦闘曲と、「FFIV」ファンなら感涙ものに力が入っている。

     「ゾットの塔」、「バブイルの塔」というはそれぞれインスタンスダンジョンとして登場する。どちらのダンジョンも登場するボスやBGMなどで、原作のイメージを生かした演出を楽しむことができる。

     オマージュだけではなく、小ネタもあちこちに盛り込まれている。「漆黒のヴィランズ」で一部の人を困惑に叩き込んだジャイアントビーバーが出現したり、シャーレアン大学のクラフタークエストがかなりギャグ寄りになっていたりと、笑える要素もあちこちにちりばめられている。

    使いやすく人気の「リーパー」とテクニカルな「賢者」

     今回追加された新ジョブは鎌を使うDPSジョブ「リーパー」と、賢具を使って攻撃と回復を同時に行なうヒーラーの「賢者」。リーパーは、DPS初心者でも扱いやすく、派手な攻撃が楽しいジョブだ。鎌の大きな動きと細かい刃が舞い踊るようなエフェクト、流れるようなコンボが気持ちよく、操作するのが本当に楽しい。ただ、ダッシュ技が敵をターゲットせずに一定の距離を移動するというものなので、落ちるマップではけっこう落下する。

     ゲーム内での設定では、魔法が使えないガレマール人が、ヴォイドの妖異と契約を結んで使役するという技で、ジョブクエストではガレマールの歴史の一端に触れることもできる。

    【リーパージョブクエスト】

     賢者は、学者と同じバリアヒーラー。ダメージを軽減するバリアを貼りつつ、インスタンスの回復技や、継続回復技で回復を行なう。使い勝手は学者に似ているので、学者に慣れている人にとっては使いやすいジョブだろう。

     賢者はシャーレアンの伝統的なジョブであり、今回アルフィノも父親が使っていたという賢具を譲り受けて賢者にジョブチェンジする。賢者のジョブクエストでは、シャーレアン本国から派遣されてきたララー・ジンジャルという女性から、賢者のソウルクリスタルを授けられる。本来、賢者は賢学という学問を治めた人間に対する呼称で、長い勉強と訓練によって身に着けるものなのだそうだが、光の戦士はソウルクリスタルに選ばれることによってチート気味に能力を身に付けることができる。

    【賢者ジョブクエスト】

    ミニゲームは賛否あり。フェイスはストーリーを追体験しやすく改善

     「FFXIV」では拡張パッケージごとに、新たなミニゲーム的要素が追加されているが、今回は「同行」という要素が入った。同行はその名の通りNPCを連れて移動するシステム。これまで「FFXIV」のクエストは、ある場所での会話が終わって移動するとき、NPCが先に消えてしまい、目的地で再開する現地集合現地解散の仕組みだった。それが一緒に行動してくれるのだから、ストーリーへの没入感は深くなる。途中、NPCたちと会話ができるエリアもあり、思い出を語りながら歩いたり、説明を受けながら街を回ったりと、いろいろなシーンで活用されていた。中でも筆者が特に思い出深いのは、レポリットと森を散歩するシーンだ。

     ただ、急いでストーリーを進めるために移動にマウントを使った場合、同行が解除されてしまうという弱点がある。解除されてしまうとクエストが達成できないため、スタート地点に戻ってもう一度徒歩で目的地まで連れて行かなくてはならない。キャラクターと一緒にのんびりと歩きたいという人にとっては待ちに待っていた機能ではあるが、それがストレスになったという声も耳にした。

     また、今回クエスト「寒夜のこと」の中で、ステルス移動が必要なミニゲームが導入された。ある理由で弱くなってしまった光の戦士が、隠れて敵を交わしながら脱出を図るというクエストだったが、難易度が高くクリアできない人が続出したため、パッチ6.01で「Easy」と「Very Easy」の難易度が引き下げられた。「Normal」難易度はそのままなので、歯ごたえを求めるなら多くのプレーヤーを苦しめた難易度を体験してみてほしい。

    難易度の高かった「寒夜のこと」

    サンクレッドとしての潜入任務クエスト

    第一世界のなじみたちと邂逅するミニゲームもある

     ほかにも、フェイスを伴う戦闘が「シナリオ」と「幻体」に分けられた。「幻体」はこれまで通り自分で育てていくNPC。「シナリオ」ではメインストーリーのパーティをそのまま再現できる。これまでは、メインストーリー進行中にしか組めないパーティを再現するには、「つよくてニューゲーム」しか方法がなかったが、「シナリオ」モードの追加によって気軽にダンジョンだけを追体験することができるようになった。

    【フェイスの新UI】

     さらに今作から初めて8人パーティでの討滅戦にもフェイスで挑めるようになった。今回は後半に出てくる1種類だけだが、突然見知らぬ冒険者7人が現れることに違和感を感じることがなくなり、将来的にはストーリーの最中にパーティのマッチングで待たされることがなくなるなど、いいことづくめだ。もちろん、これまで通りコンテンツファインダーやパーティ募集で他のプレーヤーとともに挑むこともできる。

    RTX 3090搭載のハイエンドPC「GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載」

     ここで今回のプレイに使用したゲーミングPCの紹介をしておきたい。サードウェーブのゲーミングPCブランドGALLERIAから発売されている「GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載」。スペック、価格ともにハイエンドというゲーマーにとっては憧れの一台だ。性能はもちろんのこと、BTOPCには珍しく、水冷やグラフィックボードにLEDで光るパーツが使われており、いかにもゲーミングPCらしい輝きを添えてくれる。スペックは以下のような構成となっている。

    【GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載】

    【GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載】
    CPU:インテル Core i9-11900K(3.5 GHz-5.2 GHz/8コア/16
    スレッド)
    GPU:NVIDIA GeForce RTX 3090 24GB GDDR6X (HDMIx1,DisplayPortx3)
    チップセット:インテル Z590 チップセット
    メインメモリ:16GB DDR4 SDRAM(PC4-25600/8GBx2/2チャネル)
    ストレージ:1TB Gen4 NVMe SSD
    光学ドライブ:なし
    電源:850W 静音電源 (80PLUS GOLD)
    サイズ:220×440×480mm(幅×奥行き×高さ)
    OS:Windows 10 Home 64ビット
    価格:469,980 円(税込)

    https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=&mc=10393&sn=0&_bdadid=JPGTE5.0419ddrig

     CPUは第11世代Core i9-11900K。Ryzenシリーズに対抗するためにインテルが投入した第11世代のフラッグシップモデルのCPUであり、Rocket Lakeのコードネームで呼ばれている。8コア16スレッドと、前世代よりもコア数は減っているが、第11世代より追加された新しいブースト機能「Adaptive Boost Technology(ABT)」によって、必要な時に自動的にブーストされてシングルスレッドでの性能を引き上げる。動画編集などマルチスレッドの能力が求められる使い方よりも、シングルスレッドの能力が重要なゲーミングに照準を合わせたCPUといえる。また、CPUクーラーにはDEEPCOOLのRGB LED対応簡易水冷クーラー「GAMMAXX L240 V2+」が採用されている。

    【簡易水冷クーラー】

     GPUは、NVIDIA GeForce RTX 3090。RTX 30シリーズの最高級モデルで、現在の市場価格では30万~40万という最高級品だ。ゲームやVR、マルチディスプレイやウルトラワイドモニターなど、どんな環境でも快適なプレイ環境を獲得することができる。

     マザーボードはZ590。2.5Gbイーサネット、USB3.2 Gen2 Type-Cに対応している。ストレージは、1TBのGen4 NVMe SSD。

     定番のストレージベンチマークソフト「CrystalDiskMark 8」でストレージ性能を検証してみたところ、動画ファイルなど、ファイルサイズの大きいデータを読み書きする速度の指針となるシーケンシャルアクセスの読み込みが5GB/s程度、書き込みが4.2GB/s程度とかなりの速度、ゲームの操作などに関係するランダムアクセスは、32キュー16スレッド(32の命令を16ずつ同時処理したとき)の読み込みが約2.8GB/s、書き込みが約2.2GB/sと非常に高速なストレージが搭載されている。

    【CrystalDiskMark 8の結果】

     I/Oポートは、PC前面にUSB 3.2 Gen1 Type-Ax4、背面にUSB 2.0 ×2 / USB 3.2 Gen 1 ×2 / USB 3.2 Gen 2 Type-A×1 / USB 3.2 Gen 2 Type-C×1と数も種類も豊富にとり揃っている。

    4Kでも「非常に快適」。ローディングも爆速

     「GALLERIA ZA9C-R39 第11世代Core搭載」の性能を確かめるために、「暁月のフィナーレ ベンチマーク – ファイナルファンタジーXIV」で計測を行なってみた。計測はフルHD環境と4K環境の2種類で行なった。

    【4K/60Hzモニター】

    【ベンチマークの結果】

     4K/60Hzモニターの結果は15504。15000以上で非常に快適になるため、ギリギリに思えるかもしれないが、「FFXIV」のベンチマークは「暁月のフィナーレ」からPCのスペック上昇に合わせて評価の数値を引き上げており、4K環境で15000を超えるのはなかなか難しい。RTX 3090のハイパワーがそれを可能にしている。

    【フルHD/144Hzモニター】

    【ベンチマークの結果】

     フルHD/144Hzでの結果は24719で、まだまだ余裕がある状態だ。これだけのスペックがあれば、マルチディスプレイで動画配信しながらゲームをプレイしても、フルHDなら余裕のある状態で配信することができる。高性能なSSDが能力を発揮して、ローディング時間が非常に短いのも特筆したい。

    【計測スコアの目安】

    スコア 判定 説明
    15000以上 非常に快適 非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
    11000~14999 とても快適 とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても、とても快適に動作すると思われます。
    8000~10999 快適 快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。
    6000~7999 やや快適 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。
    4000~5999 普通 標準的な動作が見込めます。
    2000~3999 設定変更を推奨 ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。
    1000~1999 設定変更が必要 ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定の調整が必要で、調整により改善される可能性があります。
    1000未満 動作困難 動作に必要な性能を満たしていません。

    変わらない日常があるMMORPGだからこそ紡ぐことができる物語

     物語を自分の足で歩み自分の物語として体験できるのは、インタラクティブメディアであるゲームが持つ最大の強みだ。「暁月のフィナーレ」では、時にはメタ的な視点から、キャラクターの後ろにいるプレーヤーに語りかけてくる。

     「暁月のフィナーレ」が持つ強いメッセージ性は、本作が単体のスタンドアロンゲームであれば生まれ得ないものだろう。「旧FFXIV」からこれまでの10年を超える旅路があって初めて迎えることができる結末だろう。MMORPGの拡張パッケージは、スタンドアロンゲームの続編とはプレイフィールが全く違う。

     MMORPGでは大半のプレイは日常だ。そこに拡張のたびに事件が発生し、大騒動の末にまた懐かしい日常が戻ってくる。物語が結末を迎えても、光の戦士の冒険に終わりはない。メインストーリーをクリアすると、2つの90インスタンスダンジョンと極コンテンツがアンロックされる。さらに8人レイド「万魔殿パンデモニウム」と「零式」もスタートした。

     メインストーリーの中では遊びきれなかった大量のサブクエスト、ロールクエスト、フェイスの育成、クラフターやギャザラーのレベル上げもこれからだ。12月のシーズナルイベントに続いて、新年のイベントも始まっている。メインストーリーは膨大に追加された新たな日常の、ほんの一部に過ぎない。

    【万魔殿パンデモニウム】

     「暁月のフィナーレ」サービス開始以来プレーヤーが殺到して、海外ではすべてのサーバーが満員になってしまうという異常事態も発生している。コロナ禍ですぐにはサーバーを増やすことができないため、現在はフリートライアルと新規でのキャラクター作成ができない状態になっている。すでにアカウントを持っており、休止しているキャラクターがいる場合、そのアカウントに「暁月のフィナーレ」を適応して遊ぶことはできるが、待機列の発生が当たり前で、実際にプレイできるまでにかなり待たされることもあるし、新規でゲームを始めることはできない状態が続いている。1日も早いサーバーの増強と、ログインの正常化を望みたい。今すぐは難しいかも知れないが、ぜひ皆さんも自分だけの物語を楽しんで欲しい。

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