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    お手軽育成に爽快アクションを基本に多彩な要素が楽しめる!「モリノファンタジー」レビュー | Gamer

    「モリノファンタジー」は、Spotlight Networkからリリースされたスマートフォン向けMMORPG。美しいビジュアルで描かれた森秘境を舞台に、プレイヤーは部族を守る「狩人」として様々な冒険を経験することになる。そんな本作の特徴は、放置系RPG的な縦画面モードをベースに、さまざまなタイプのコンテンツを盛り込んでいること。その魅力をこの記事で紹介したい。

    基本は縦画面による放置系RPG的お手軽プレイ!

    プレイヤーはまず戦士、弓士、祭司、影忍、砲士という5つの職業から自分の職業を選びキャラクターを制作する。職業によってキャラクターボイスが異なっており、戦士役は小林裕介さん、弓士役は和氣あず未さん、砲士役は竹達彩奈さん、祭司役は雨宮天さん、影忍役は福山潤さん…と、豪華声優がキャスティングされている。なので、声優さんで職業を選ぶというのもアリだろう。

    ちなみに筆者は、外見がカッコいい影忍を選択した。なお、職業だけでなく、髪の色や髪型、表情などをカスタマイズすることも可能だ。

    本作はMMORPGなので、マップ上には他プレイヤーのキャラクターも存在している。ただ基本となる縦画面のプレイ感はMMORPGというより放置系RPGに近い。クエストも戦闘も自動進行。自動進行機能を備えているのは放置系RPGに限った話ではなく、スマートフォン向けのMMORPGの多くは自動進行機能を持っている。しかし本作の場合、デフォルトが自動進行。このためプレイ感が放置系RPGに近く、非常にお手軽にプレイできる。

    お手軽というだけでなく、戦闘力がガンガン上がっていくという点も放置系RPG的。放置系RPGの醍醐味といえば、育成。経験値稼ぎやお金稼ぎといったRPGの持つ作業的な側面を自動化し、どう育成するかという楽しさを純化させたものが放置系RPGだ。本作もこうした放置RPGのスタイルを踏襲しており、クエストや戦闘といった部分は自動化する一方で、豊かな育成要素を用意している。

    育成によいて本作ならではと言える要素が、「星モン」だろう。「星モン」は、仲間にできるモンスターのこと。ストーリー進行によって獲得できるものもいるが、基本的にはガチャで獲得。獲得した「星モン」はNPCとして戦闘に加わってくれる。

    「星モン」はエサを与えることで強化でき、さらに進化も可能。進化すると姿が大きく変化し、戦力も強化される。戦闘力が増えるという数値的な側面に加えて、収集する楽しさを持った「星モン」は本作の育成の中核といえる
    要素だろう。本作を放置系RPGのひとつとしてみた場合、「星モン」の存在が独自の魅力に繋がっていると感じた。しかし、本作は放置系RPGではない。放置系RPG的な縦画面モードは、基本ではあってもあくまで本作の一側面に過ぎないのだ。

    アクションが爽快!横画面でプレイ可能なボス戦

    本作のボス戦は、縦画面から横画面へ切り替えてプレイすることができる。横画面に切り替えることで、ボス戦の迫力を堪能できるというわけだ。

    さらに操作をマニュアルへと切り替えることで爽快なアクションバトルが楽しめる。自動進行でプレイしていると気づきにくいが、本作はひとつひとつのアクションやエフェクトが作りこまれていて、実は動かすと非常に爽快。ボス戦では、ボスの攻撃を回避しながら攻撃を叩き込むというアクションゲーム的立ち回りが求められるため、マニュアルでプレイすると高い爽快感が味わえる。

    つまり本作は、通常は縦画面による放置系RPG的お手軽プレイ、ボス戦は横画面による爽快アクションバトル…といった形で体験にメリハリがつけられている。ただボス戦に入っても横画面が強制されるわけではなく、切り替えは任意。なので、ボス戦も含めて放置系RPG的にプレイするということも可能だ。

    制限時間ダンジョンにPvPにシューティング!?多彩なコンテンツ

    縦画面と横画面、放置系RPG的お手軽プレイと爽快アクションという異なるゲーム性の両立をベースとしつつ、本作は多彩なコンテンツを取り揃えている。たとえば、そのひとつはメインストーリーとは別に用意されたダンジョンだ。ダンジョンによっては制限時間が用意されているなど、ダンジョンと一言でいっても異なる体験が味わえるようになっている。

    またMMORPGの醍醐味、マルチプレイを楽しむためのコンテンツも存在。強力なボスとマルチプレイで戦うレイド的なダンジョンや、非同期でプレイするPvPバトルなどが用意されている。

    筆者が驚かされたのは、一人称シューティング的なコンテンツまで用意されていること。「ロア狩場」というコンテンツで、フィールドを横切るモンスターを弓で狙い撃ち、倒していくという内容。武器こそ弓だが、一人称視点で照準を移動し矢を放ってターゲットを倒すというスタイルは完全に一人称シューティング。しかもこの「ロア狩場」、おもしろい。ボリュームこそミニゲームレベルではあるのだが、ゲームとしての魅力は高いと感じた。

    「ロア狩場」のユニークな点は、矢を放つと矢とともに視点が移動するところだろう。3D空間をスピーディーに飛んでいく爽快感がある一方で、視点移動中も時間が流れているというのがゲーム性に影響を与えている。時間が流れているということは敵が動いているということ。このため、矢が飛ぶ時間を考慮して狙わないとヒットせず外れてしまう。そして視点移動中は次の矢が撃てないので、外してしまうとタイムロスが大きい。一発放つ際のプレッシャーが大きく、だからこそ敵を倒せた時の達成感も強いのだ。

    こうした多彩なコンテンツの存在を踏まえてまとめると、本作は放置系RPGパート、アクションRPGパート、制限時間付きダンジョン、レイドダンジョン、非同期PvP、シューティング…といった、異なる遊びをスマートフォン向けMMORPGという大きな一本の串で貫いた作品といえるだろう。基本となるのが放置系RPGパートなので、RPGの醍醐味をガッツリ味わうというよりカジュアルに楽しむという側面が強く出ているものの、お手軽&多彩なだけに様々なプレイヤーが自分のプレイスタイルに応じて楽しめる作品だと思う。

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